校長室から
生徒のみなさんに伝えたい大切な想い
2026.08.06
校長として、生徒のみなさんに伝えたい大切な想いがあります。本当に素晴らしいグループ・集団を作り上げるために最も重要なことは、才能や知識、特別な能力や経験、学力があることだけではありません。「人として素晴らしい人々が集まっていること」こそが、何よりも大切なのです。
人として、素晴らしいということは、「優しく、思いやりがあり、仲間のために心底尽くせる」こと。しっかりとした価値観を持ち、一つのチームになれる人間性があること。他人の言葉に素直に耳を傾け、何事にも協力できる協調性があること。本当の集団とは、こうした「人格」を備えた人々によってつくられます。仲間を思いやり、ブレない信念を持ち、時には自分以上に、グループ・チームを優先できる人がより多く集まったとき、集団は「最高」の力を発揮します。
だからこそ生徒のみなさんには、そのような人へと成長できるよう日々の努力を惜しまず、この帝京第五高校での3年間(5年間)を大切に過ごしてほしいと強く願っています。
部活動においても同様です。体力、技術や戦術の磨き合いはもちろん大切ですが、根底にあるべきは「良い人間が、最高のチームをつくる」という信念です。日々の練習の中で凡事徹底をやり抜き、選手ひとり一人の人間性を高めた先にこそ、愛媛県優勝、そして全国大会上位進出という大きな目標が達成できると信じております。
看護師をめざす生徒のみなさんも、看護師としての知識・技術を体得することは、とても重要ですが、「患者様の心に寄り添える優しさ、心の奥底にある想いを感じ得るために、傾聴できる広い心を兼ね備え、チーム・グループとして協調性を持ちながら働くことができるような良い人間である」ことが、基礎となり、良い看護師になる礎となると思います。
生徒ひとり一人の高い志から生まれる大きな力の一つひとつが点から線となり、グループ・集団・学校全体を変えるエネルギーとなるはずです。その力を互いに何倍にも高め合いながら、自己の成長につなげることで、自己実現を果たすことができると思います。夏休みも中間地点となり、自分なりに成果と課題をしっかりと抽出し、更なる成長につなげてください。どんなことにでも挑戦できる夏休みという「大切な日々」を自分の大いなる力に変革できることを期待しております。
限りない可能性を秘めたみなさんには、「必ずできるチカラ」が無限大に備えられていると信じております。出来ないことをできるようにする努力ではなく、まずは、「出来ることをより確実にできる努力」を積み上げて、根拠となる自信を身に付けてください。生徒のみなさんが、帝京第五高校で心身ともに大きく成長し、最高の仲間とともに光輝く姿を楽しみにしています。